資格を取得していると有利に働く

ネットワークやサーバーの構築する役割を担うのが、インフラエンジニアです。ほかにもシステム運用やシステム保守なども行うため、広い知識とスキルを必要とします。インフラエンジニアとして働く際には、IT関係の資格を取得しておくと有利です。

たとえば、アメリカの最大手シスコシステムズが認定するベンダー資格、CCIEがあります。レベルがいくつか用意されており、CCENTが一番難易度が低いです。CCIEは最も難易度が高く取得者の数も少ないため、ほかのエンジニアと差をつけることができます。この資格を取得するには実務経験も必要なので、取得できる人が限られているのです。

また、アメリカのOracleが認定するオラクルマスターもいいでしょう。オラクル社の製品に関する知識の深さを証明できる資格として、海外でも人気です。オラクルマスターは認知度が非常に高く、世界共通で通用するものなので取得しておくと有利になります。オラクルマスターにも4段階のレベルが用意されており、プラチナが最高クラスです。ブロンズから段階的に取得していくことになり、シルバーはブロンズに合格しなければ取得できません。

そして、カナダにあるエルピックが認定する、LPICというものもあります。こちらはLINUXを導入している企業への就職の際に、有利に働く資格です。企業によっては、LPICを取得していると優遇してくれるところもあるので、検討してみるといいでしょう。